協豊会は、栄豊会との共催による2019年度CSR講演会を、7月30日(火)に豊田市福祉センターホールに於いて、講師に慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授の蟹江 憲史様をお招きし、『目標から始めるビジネス:SDGsで未来のさきどりを!』を演題にして開催いたしました。
当日は、トヨタ自動車様のご職制をはじめ、数多くの両会員会社のトップや経営幹部約500名の方々にご参加いただきました。
蟹江様のご講演は、日本におけるSDGsの現状と概要から始まり、SDGsの掲げる17の目標は2030年への世界目標であり、取組みは自由で強制的でもないが、目標の達成にはイノベーションによる変革とすべての人々を巻き込んだ活動が必要であるとご説明いただきました。
また、トヨタ自動車様が主体に取り組む「トヨタ環境チャレンジ2050」を例に上げ、あるべき姿に向かって挑戦的な目標を掲げることにより、様々な投資、アイデアの創出を促す点において、SDGsのもつ特徴と共通しているとも語られました。
高い目標を掲げ、取巻く環境・社会・経済と調和しつつ、イノベーションによる世界の変革を目指すSDGsについてのお話をお聞きしたことにより、大事な“気づき”を得られたことは、持続可能なモビリティ社会の実現を目指すトヨタ自動車様とともに、自動車業界に深く関わる両会員会社にとって、大変参考になる講演会となりました。
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