聖光寺は、昭和45年(1970年)に奈良薬師寺別院としてトヨタ自動車および関連会社が施主となり創建され、今日まで交通安全を専一に祈願されると共に、「一路安穏」を合わせて祈祷されています。
大祭は、17日に願いごとを清めて成就することを祈願する柴燈大護摩供(さいとうだいごまく)、交通事故犠牲者慰霊の萬燈供養会(まんとうくようえ)、18日に交通安全祈願の夏季大法要が執り行われ、トヨタ自動車の豊田会長、佐藤社長をはじめ関係役員、スズキの鈴木社長、SUBARUの大崎社長、マツダの毛籠社長、および日本自動車工業会、トヨタ自動車販売店協会、日本自動車部品工業会など多数の方々が出席される中、協豊会からは池田会長、島村関東地区代表副会長、相羽東海地区代表副会長、森関西地区代表副会長、栄豊会からは神谷会長、近藤副会長が列席し、会員の皆様の交通安全を祈願いたしました。
また、茅野市長をはじめ、警察関係、商工会議所など、地域の皆さんもご参加され、総勢400名を超える皆さんで交通安全を祈願しました。
17日の萬燈供養会では4年ぶりに稚児行列祈願も実施され、未来を創っていく子供達の健やかな成長を祈願いたしました。
18日午前には、蓼科高原で交通事故死傷者ゼロ実現に向けての思いを共有し、協働する仲間づくりの場である「タテシナ会議」が4年振りに開催され、協豊会・栄豊会をはじめ、自動車会社、部品メーカー、販売会社、保険会社などの約100名がご出席されました。この場で人工知能(AI)開発などを主導するトヨタ・リサーチ・インスティテュート(TRI)のギル・プラットCEOの車両開発(クルマ)と交通インフラの整備(環境)、運転手や歩行者らへの啓発活動(ヒト)を三位一体で取り組むことが重要との基調講演があり、その後のディスカッションでは「三位一体の取り組み」の必要性と、「交通安全はみんなでつくるもの」という認識のもと、各社が協力して推進し、より多くの関係者に呼びかけを行っていくことを共有しました。協豊会会員各社も「交通安全はみんなでつくるもの」という認識を共有していきましょう。
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