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「安全週間特集」
新工場建設現場における「チャレンジ」活動

[オートリブ株式会社]
(HP寄稿通算回数
統計によりますと、死亡災害などの重大災害は年齢が高く経験の長いベテランほど多くなっています。理由は幾つかあると思いますが、慣れや過信による基本の軽視や都度の安全確認の省略が原因と言われています。

現在、弊社は愛知県知多市に新工場を建設しております。この建設現場では弊社指導の下、「チャレンジ」活動を行なっています。チャレンジには「疑問を投げ掛ける」という意味があり、それが活動名称の由来です。この活動は、現場監督がベテランやリーダークラスの作業者に「標準に従って作業していますか?」と毎朝声を掛ける取り組みです。その際は必ず笑顔で、相手に敬意をもって声を掛けます。この活動から次のような効果があったと現場監督は言います。

1. 声を掛けることで風通しが良くなったせいか、作業者から現場監督へ安全に関する逆提案が出るようになった。
  チャレンジの時間は作業者との安全に関する対話の時間になった。
2. 仕事を一番良く知っているのは作業者で、現場監督はその声に耳を傾けることで逆に色々と教えてもらった。
  机上では思いもつかなかったような改善に繋がった。
3. 何の知識も要らないし、声を掛けるだけの簡単な活動で、ここまで現場の安全意識が向上したことは今まで経験したことが
  ない。


外注業者の安全管理には各社頭を悩ませているところだと思いますが、この弊社の活動が皆さまの活動の一助になりますと幸いです。ご安全に!
 


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