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【品質月間特集】
日本ピストンリンググループの品質を考える日について

[日本ピストンリング株式会社]
(HP寄稿通算回数
 日本ピストンリングは、1934年設立以来主にピストンリングメーカーとして、エンジン部品の製造で培ってきた様々な技術を融合し、現在では金属粉末射出成形品事業や、医療関連事業など非自動車エンジン部品への取組みも進めています。 
弊社では、2015年から9月の第一月曜日を「品質を考える日」に設定して、毎年開催しており、今年で9回目となっています。「品質を考える日」では、過去に経験した重大な品質問題を通じて得られた貴重な教訓を風化させることなく再度振り返り、各自の業務や各々の職場運営に置き換えて、どのように活かしていくかを考えるきっかけにする事を目的としております。風化しがちなこれらの教訓を決して忘れることなく、ベテラン従業員から若手従業員へと語り継ぎ、常に品質を意識した継続的な改善を進め、製品品質や業務品質の更なる向上に繋げていくための機会としております。
「品質を考える日」では、各工場ごとに全員集会(写真1)を開催し、下記内容について説明を行い、全社員への周知を図っています。 
<説明内容> 
 ① 社長メッセージの展開
 ② 現在の品質状況
 ③ 品質改善取組状況(職場運営の3本柱活動)
 ④ Q-KY提案表彰(品質に関する提案)
 ⑤ 忘れていけない過去の教訓
写真1:全員集会 図2:職場運営の3本柱活動ポスター
 現在、弊社では職場運営の3本柱活動(図2)を進めており、4S+躾活動をベースに、各係に設置された係長管理ボードに基づく、7大任務(安全、環境、品質、生産、保全、原価、人材育成)のKPI達成に向けて、3本柱を活用しながら、全従業員が一体となってこの活動を継続し、更にお客様に満足いただける様な高品質な製品を生産できるよう、取り組んでいきます。


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