海外短信ところかわれば! ~インドネシア~
ASIANGAMES2018 JAKARTA
[万能工業株式会社]
(HP寄稿通算回数)
 
 弊社と津田工業様の合弁会社MTAT-INDONESIAは首都ジャカルタの東約40kmにあります。

 世界有数の交通渋滞の街ジャカルタは、4年前に急遽決まったASIANGAMES
開催に向けてインフラ整備に動き出すも、地下鉄等の整備が間に合わずジャカルタ市内の渋滞は更に加速し、まさにカオス状態。交通規制で乗り切る羽目になりました。
 
 一方ASIANGAMES会場では、国旗が落下する・壁が倒れる・練習会場の工事が未完成等、日本ではありえないトラブルが発生。私は競泳を観に行きましたが、早速風で倒れた大きな壁を発見。ケガ人がなかったことは幸運に感じました。競技の方は日本・中国の独壇場。しかし、インドネシア選手が登場すれば大騒ぎ、4位でもまるで優勝したかの様な喜び様。あまりの迫力に圧倒され、私は日本人選手の活躍に小さく拍手するので精一杯でした。
 今回のASIANGAMESでインドネシアが注目されることは非常に良いことだと感じます。まだまだ発展途上の面もありますが、来年は大統領選も控え、工事の遅れを挽回すべくあちらこちらで工事が行われるなど、活気に満ち溢れています。今は大変ですが、急激に発展していくインドネシアを体感できるのは貴重な経験だと自分に言い聞かせて過ごす日々です。インフラ整備と共に国民のモラルが向上し、近い将来『渋滞の街ジャカルタ』の汚名が返上され、安心・安全な国へと変貌を遂げていく事を願います。
 


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