トピックス
「品質月間特集」
日本ピストンリンググループの品質改善活動
[日本ピストンリング株式会社]
(HP寄稿通算回数)
 日本ピストンリングは、1934年設立以来、主にピストンリングメーカーとしてエンジン部品の製造で培ってきた様々な技術を融合し、現在では金属粉末射出成形品事業や医療関連事業など非自動車エンジン部品への取組みも進めています。 
 弊社では、2015年から「顧客満足度の向上」を目標に掲げ、「N-ZD(NPRグループ不良ゼロ)運動」をスタートさせました。運動を浸透させる為、ポスターの掲示(図1,2)やバッジの配布(図3)などで本活動の意識付けを図っています。

図1.国内展開用ポスター
 図2.海外展開用ポスター 
 図3.バッジ
 
図4.Know Why標準への転換
 活動を進めるにあたり、先ずは活動の基礎固めを行うため、仕事の基本となる「標準作業」を明確にするために、「標準類の見直し」から活動をスタートさせることにしました。

標準類の見直しでは
 現在使用している標準類をより守りやすくするために何が必要かをクロスファンクションチームで討議し、現在の問題点に対する改善ポイントとして「Know How」標準から「Know Why」標準への転換を目指して見直しを進める事にしました。(図4)
 具体的には、『標準の妥当性確認』『標準と実作業の照合』『管理・監督者の作業状況確認』の3つのポイントで確認を進め、ベテランが判断した「考え方」や「わけ」については、「らくがき表」を活用して作業者からの知見を吸上げ、管理・監督者がその記載内容を精査して標準類に不備・不足事項を反映することにしました。
この活動を通して、常に日々の作業内容を見つめ、PDCAサイクルを廻す事が重要であると改めて認識できたことから、全従業員が一体となってこの活動を継続し、更にお客様に満足いただける様に取り組んでいきます。


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