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メイドイン秋田のものづくり
[大橋鉄工株式会社] |
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(HP寄稿通算回数) |
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2015年11月、弊社は秋田県横手市に『大橋鉄工秋田株式会社』を設立し、2017年2月よりものづくりをおこなっています。
東北地区に生産工場をつくった理由は、災害や不測の事態に備えてのBCP対策です。県南に位置する横手市横手工業団地を選んだのは、地震被害が少なくライフラインの早期復旧が可能、また秋田県と愛知県を結ぶ交通手段は複数あり、両社間の緊急支援も効率よくスピーディにおこなえると判断したからです。
秋田での生産部品は、オートマチックトランスミッション( 以下、AT)に搭載される『パーキングロッド』という重要保安部品です。ATは新興国を中心に需要増が見込まれており増産体制の整備が必要ですが、弊社では製造現場で働いてくれる若手人材の採用に苦労していました。
しかしながら秋田県にはものづくりを通じて地元をもっと元気にしようと思う若者が多く、また県や市の人材紹介サポートが整備されており計画的な採用ができています。
トランスミッションをロックするために必要な『パーキングロッド』は電動化車両のトランスミッションにも搭載される可能性は高く、更なる品質・性能向上とコストダウンをおこなうための製品開発を秋田県産業技術センターとの共同開発もスタートさせています。
2019年7月より秋田県内のものづくり会社さんに表面処理や構成部品加工を協力して頂きトヨタ自動車東日本様へエンジン部品とボディ部品の納入を開始します。地域のために秋田県のために、そして東北での自動車産業発展のために微力ではありますが「メイドイン秋田のものづくり」に取り組んでいきたいと思います。
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