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「日本製鉄」の製鉄所は発電所としても地域社会に貢献しています!
[日本製鉄株式会社]
(HP寄稿通算回数)
 当社の多くの製鉄所には、自家発電設備や、電力会社と共同出資している共同火力の発電設備があることに加えて、電力会社を通じて電力を供給するIPP(独立系発電事業)も行っています(参考)。
 鉄づくりの過程で発生する排熱や副生ガスなどの活用により、省エネルギーや・CO₂排出量削減等の環境負荷を低減すると共に、社会全体・地域の皆様の生活に「鉄鋼製品」だけでなく、「電力」の供給という面でも貢献しています。

 昨年9月6日に北海道胆振東部地震が発生した際には、北海道電力(以下、北電)の需給アンバランスにより、発生から約15 分で道内が全停電となりました。
 当社/室蘭製鉄所は、地震発生直後に自家発電機、道内全停電直後にはIPPで単独運転(注)に移行することで、発電を継続し、製鉄記念室蘭病院(以下、製鉄病院)や浄水場、北電などにも一部電力を供給することができました。
 結果、近隣では最初に製鉄病院が復旧、道内でいち早く外来受付も可能になり、国からの北電への電力融通依頼に対しても、同所は追加送電などを実施いたしました。
  (注) 通常は北電と受電点でつながっているが、トラブル時は単独運転出来る自動システムになっている。

 
  ※当社は本年4月より、「日本製鉄」に商号を変更いたしました。
  日本製鉄グループは、常に世界最高の技術とものづくりの力を追求し、国連で採択された
  「持続可能な開発目標」(SDGs)にも合致した製造プロセスの開発、優れた製品・サービスの提供を
  通じて社会の発展に貢献して参ります。
 



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