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「安全週間特集」
BE-Safe教育の実施 
[住友電装株式会社]
(HP寄稿通算回数)
 住友電装グループでは、安全な職場環境を維持するため、建物および設備に対する安全の仕組みの再構築として、BE-Safe教育プログラムのグローバル展開を進めています。 BE-SafeとはBuilding(建物)とEquipment(設備)の頭文字を取り、それらに起因する事故や労働災害を防止することを目的に、生産技術本部が中心となって進めており、「ご安全に」との想いも込めて名付けました。

 2018年に、各事業本部および各社・各拠点より社内の教育担当として「設備安全リーダー」と「設備安全担当者」を人選登録すると共に、6つのカテゴリー(建物、設備、危険物、保全、設備RA、安全立会)に分けて、より専門的な安全教育資料を作成することから始めました。 従来の安全教育資料との違いは、過去に発生した災害事例を基にして、その災害を防ぐために定められているグローバル安全標準と対照させているところです。 これまでは安全に関する各標準が定められた経緯を知らないまま、標準内容を担当者に理解させようとしていたため、真意を知らずに対策が進められてきましたが、BE-Safe教育は対策の根底にも触れられた内容となっています。

 また、今回の教育資料では、日本語以外に6言語(英語、中国語、スペイン語、ベトナム語、タイ語、インドネシア語)を用意し、音声ナレーションも各国のネイティブに依頼して収録したため、英語が苦手な現地の安全担当者からも好評であり、2019年度中にはグローバル各社・各拠点の設備安全担当者全員に教育を完了させるべく進めています。
 
 
 欧州の設備安全リーダー教育  米州での安全担当者教育  中国での安全担当者教育


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