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水質の「見える化」構想
［日本特殊陶業株式会社］ |
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（HP寄稿通算回数） |
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日本特殊陶業は、自動車エンジンの点火プラグや、排ガス中の酸素濃度を計測する酸素センサーなど、コア技術である「セラミックスの積層技術」や「センシング技術」などを活かし、様々な製品を世の中に提供していますが、この度、IoT・AI・データ流通ビジネスに知見を有するウフル社と手を取り合い、多様な業種・業態の協創パートナーと共に、現状のさまざまな課題を克服してイノベーションの創出にチャレンジします。
共同事業として、水質センシングビジネスの市場開拓を検討しており、まずは、陸上養殖分野をターゲットにウフル社のIoTを活用した「イオン計測器」の開発を進めています。世界的に魚介類の消費が増える中、天然魚は減少傾向にあり、かつ、国内において養殖に適した漁場は残りが少なく、陸上養殖への注目が高まっています。
陸上養殖は海上養殖に比べコスト高が課題ですが、センサー技術に強みを持つ当社と、IoT・AIの知見を有するウフル社が連携することで、陸上養殖が抱える様々な課題に貢献することを目指しています。
また、養殖水産物は天然水産物と比較して、種苗から販売まで管理が可能なため、安心・安全な商品を提供できるという強みがあります。将来的には、システムで取得したデータを、改ざんできない形で流通させる世界初のトレーサビリティや、既存データやAIとも連動させ、養殖業が抱える多様な課題を解決することを目指しています。
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