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小川科学技術財団の助成金贈呈式
[太平洋工業株式会社]
(HP寄稿通算回数)
 科学技術の振興と地域産業の発展に寄与することを目的に、岐阜県下初の科学技術財団として設立された「小川科学技術財団」は、太平洋工業の創業者小川宗一が、1985年に私財1億円を投じて設立しました。岐阜県内の大学・短大・高専・高校・団体等で、ものづくりや科学技術の研究・工業教育にあたっている学術研究者・教育者に対し、また、国際交流に関する事業にも助成金を贈り支援を行っています。
 宗一の意思を受け継ぎ、妻と小川哲也(3代社長)が太平洋工業の株式100万株を財団に寄付し、その配当金を充て、財政基盤を強固なものとしています。2010年には「公益財団法人」へ移行し、また、創立30周年の折には、ノーベル物理学賞を受賞された天野浩先生に記念講演をいただきました。
 昨年12月7日に開催した助成金贈呈式では、28件・1,645万円の助成を行い、設立以降の累計の助成は、434件・1億7,400万円となりました。贈呈式では、理事長の小川信也(現社長)が目録を手渡し、その後の交流会では、研究者同士の話が弾んでいました。
 今後も地域のものづくり・科学技術・産業の発展を支える活動の促進と、若手研究者や教育者の育成、国際的な技術交流等の支援を行ってまいります。

小川科学技術財団の助成金贈呈式で小川理事長より目録を贈呈


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