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宇宙産業へ進出 ~超小型人工衛星打上げ~
[セーレン株式会社]
(HP寄稿通算回数)
 セーレンが東京大学と進めてきた「量産型超小型人工衛星」の共同開発プロジェクトが本格始動しました。東京大学が牽引してきた技術をベースに更に量産性を追求した超小型人工衛星を同時に2機開発し、2019年11月には国際宇宙ステーションから軌道投入され運用を開始しました。さらに並行して、新たな顧客ニーズを実現する機器を搭載した複数機の人工衛星の開発が進んでいます。
 また、従来から進めています「福井県民衛星(すいせん)プロジェクト」においても、当社は製造グループのリーダーとして参画しています。こちらは、2020年10~12月頃の軌道投入を目指しています。

 少し前まで遠いように思われ憧れだった宇宙は、近年の技術進展によりすごい勢いで身近になり民間企業にも開かれた経済活動領域になって来ています。また、よりリーズナブルな人工衛星から取得される観測データは、よりパーソナルな目的でも使用され、防災・農業・教育など幅広い分野での活用が期待されます。
 当社が長年培ってきたモノ作りの経験とノウハウを活かし、新しい事業分野である宇宙分野においても、低コスト化や製造期間の短縮、そして高い信頼性を実現していきます。
写真① 超小型人工衛星
右:RWASAT-1 ルワンダ国初の人工衛星
  左:AQT-D 東京大学小泉研の水推進器実証衛星
 
 
写真② 国際宇宙ステーションから軌道投入される超小型衛星AQT-D
 
 


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