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「品質月間特集」
仕事の『質』向上で品質体質の強化
[株式会社高木製作所]
(HP寄稿通算回数)
当社は、ブラケットやクランプなどに代表される自動車用小物プレス部品、及び金型の製造・販売を行っています。
名古屋に本社を置き、岡崎工場、新城工場で、設計、試作、量産、金型製作から設計開発まで『モノ造り』の全てを行っております。  
 当社の製品で、お客様にご迷惑をおかけした内訳を見ると大きく2つに層別できました。
①生準問題(金型構造不備など生産準備段階で潰しこんでおくべき問題)で、良品条件への織込み不足という『本質』が弱い体質。②製造問題(作業ミスなど日常の生産活動に要因がある問題)で、作業者の意識不足による『実質』が弱い体質。何れも仕事の『質』低下という『品質体質』が弱いことに起因しておりました。
そこで『本質』『実質』の向上で品質体質の強化に取り組んで参りました。

本質改善では、良品条件の追求ができる体質つくりとして、量産プロセス内での対策処置の後、生準プロセスの良品条件にフィードバックする仕組みを構築しました。
実質改善では、品質意識を持った行動ができる体質つくりとして、社内はトップ主導での意識改革、協力会社へは品質保証部よりケアマネジャーを配置し一緒に改善する”寄り添い活動”を開始しました。

結果は、不具合流出件数の大幅低減につながっておりますが、まだまだお客様にご迷惑をおかけしている状況です。
品質の体質強化に拘り、更なる品質向上に取り組んで参ります。
   


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