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センサー技術で貢献 小牧市でフレイルチェックによる健康づくりの取り組みを開始
[住友理工式会社]
(HP寄稿通算回数)
 住友理工株式会社は2021年1月に小牧市(愛知県)と締結した「健康づくり等の推進に係る包括連携協力に関する協定」に基づき、同年10月より、当社のフレイルチェックシステムを使った各種測定を実施しています。

 フレイルは、加齢とともに身体機能や認知機能が低下して虚弱となった状態のことを指します。フレイルの段階で早期に発見・把握することにより、適切な介入・支援で健康状態を改善または維持し、その結果、健康寿命を延ばすことにつなげます。これまで当社は、糸島市(福岡県)・国立大学法人九州大学と締結した3者間協定の枠組みの中で、身体面に特化したフレイル対策に取り組んできました。この中で開発したフレイルチェックシステムは、握力や歩行速度の測定、疲労度などの結果から、フレイルを簡単に判定します。これにより、自身の状態を把握できるように設計されています。

 測定会は65歳以上の住民の皆さまを対象とし、今年1月時点で約90名の方が参加されました。参加者からは、「自分の体の状態を知ることで、気を付けるべきことが分かった」「多くの人にこのチェックをぜひ受けてほしいと思う」などの感想をいただいています。今後は近隣自治体の皆さまにも体験いただけるよう準備を進めています。
測定会の様子    
 この取り組みでは、当社を定年退職したOBが測定員として活躍しています。住友理工では、研究結果や技術、そして人材で、持続可能な街づくりに貢献してまいります。  
測定員として活躍している当社OB


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