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カーボンニュートラルへの取り組み
[日本特殊陶業株式会社]
(HP寄稿通算回数)
 当社はグローバルに展開するものづくり企業として持続可能な社会の構築に寄与するために、優先的に取り組む課題の1つとして「気候変動への対応」を挙げ、「2030年度にCO2排出量を2018年度比30%削減する」という目標を設定しています。2021年には「エコビジョン2030」を策定し、2030年までのありたい姿(目標)と2040年までの目指す姿を示しました。最終目標としては、当社グループのすべての事業から排出される温室効果ガスを2050年までに実質ゼロとし、2050年のカーボンニュートラル達成を目指しています。

 カーボンニュートラル達成に向けた具体的な取り組みの1つとして、「Carbon Neutral as a service」に取り組んでいます。このサービスは、水素とCO2からメタンを合成する「メタネーション」という技術を活用し、エネルギーを生み出すものです。脱炭素で社会に貢献するため、セラミックの固体電解質を応用したSOFCやSOECの開発を進めており、今後、SOFCによる分散電源化、および、SOECを活用した再生エネルギーからの水素製造をベースとしCO2を削減するためのソリューション提供を目指していきます。
※SOFCに関して三菱重工業株式会社(旧 三菱パワー株式会社)と業務提携中

SOEC:固体酸化物形電解セル
SOFC:固体酸化物形燃料電池
 


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