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「環境月間特集」
マグネシウム鋳造工程における温室効果ガス削減の取り組み
[株式会社東海理化] |
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(HP寄稿通算回数) |
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当社は、2050年までにカーボンニュートラルを達成するため、そのマイルストーンとして「カーボンニュートラル戦略2030」を策定し、ライフサイクル全体での温室効果ガス低減に向けて取り組んでいます。工場においては、2030年までに60%以上の削減を目標とし、徹底した省エネ、革新生産技術の開発、温室効果ガスの代替化、再生可能エネルギー利用の拡大を進めています。
これらの活動の中で大きな温室効果ガス削減効果を見込むことができる、マグネシウム鋳造工程のSF6(六フッ化硫黄)代替化の取り組みを紹介します。SF6は、溶解したマグネシウムが空気に触れて発火することを防ぐ防燃ガスとして使用していますが、温室効果がCO₂と比べ非常に高く、少量の使用でありながら東海理化グループ全体の温室効果ガス排出量の約4割を占めています。これを温室効果がCO₂と同じFK(フッ化ケトン)ガスへ切り替えることで、排出量をほぼゼロにすることができます。国内の工場では既に切り替えが完了しており、海外拠点についてはFKガスの調達が難しく原液からの抽出方法の確立が必要でしたが、開発の目途が立ったため、2030年完了の計画で、今年度より順次切り替えを行っていきます。 |
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