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「安全週間特集」
「安全」について
[AGC株式会社] |
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(HP寄稿通算回数) |
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2021年度「安全トヨタ賞」のご評価を頂き、誠に有難うございます。
安全トヨタ賞の受賞に繋がった一連の活動を進めてきた中で感じたことを紹介させていただきます。
2017年に工場で発生した災害では、工事業者様が作業中に体勢を崩し、手をついた先にスプロケットとチェーンの可動部があり、指を巻き込まれて一部を切断しました。この場所は、ガラス溶解窯の下部で通常は人が立ち入らず、またその可動部も20分ごとに12~18秒間だけ動くという設備です。そのため「手が巻き込まれる可能性は低い」と判断しカバー設置の優先度を低く評価していました。でも実際に災害は発生したのです。
これを機に、設備に挟まれる・巻き込まれる危険個所を改めて洗い出した結果、工場内で4,000件を超える箇所が見つかりました。それまでも各部署で定期的にパトロールを行い、リスクを見直していたにもかかわらずです。
なぜ、それほどの危険箇所が見つかったのでしょう?
一つは、機械安全規格の教育を受けた、リスクを見つける目を養ったものが見たことですが、もう一つ重要だった点は、普段はその設備を見ていない別部署の人達が見たことです。
日常的に設備を見慣れていると、その現状を疑いの目で見ることが困難になるという事を痛感した結果でした。 |
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今後も部外者の目を交えながら現場をよく観察し、変化点でのリスクの増減を見ていくことを継続してまいりたいと思います。 |
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