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桶ケ谷沼のトンボの生息数増加を目指した環境保全活動のご紹介
[DNP田村プラスチック株式会社] |
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(HP寄稿通算回数) |
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私たちDNP田村プラスチック㈱は、
「NPO法人 桶ケ池沼を考える会」・「静岡県磐田市環境水道部環境課」が主催する
「桶ケ谷沼トンボ保全活動」に参加し、環境保全活動を実施しています。
本活動は令和2年から開始。管理団体の高齢化により維持管理が困難になりつつあり、NPO法人 桶ケ池沼を考える会が磐田市と協力し、参加企業を募った経緯があります。
桶ケ谷沼の周囲は葦(ヨシ)が自生。以前は沼の中央に2つの葦の浮島があり、そこが絶滅危惧種であるベッコウトンボの産卵、生育場所として適していましたが、外来種のアメリカザリガニが葦を切断し浮島は消滅。
加えて固有種であるシオカラトンボのヤゴがベッコウトンボのヤゴを捕食してしまうことも減少する要因のひとつとなっています。 |
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各企業に割り当てられた飼育槽(4個)にベッコウトンボが産卵しやすい環境、ヤゴ(幼虫)が生育しやすい環境づくりを行っています。
■飼育槽設置までの流れ |
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①飼育槽準備
②別の飼育槽で育成した葦を4等分に切り分け飼育槽へ
③自然水(湧水と雨水)を汲み、飼育槽へ注水
④完成 |
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来年3月頃の羽化に向けて定期的に飼育槽の保全管理を実施していきます。 |
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桶ケ谷沼全景 |
草木の切り出し |
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飼育槽設置 |
成長したベッコウトンボ |
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