|
カーボンニュートラルの実現に向けて
[大豊工業株式会社] |
|
(HP寄稿通算回数) |
|
|
当社は、2035年までに国内工場から排出されるCO2(Scope1,2)の実質ゼロを目指す方針を設定してCN宣言を行いました。「ヘラス活動」「カエル活動」を軸にカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを推進してまいります。今回は、めっき排水処理システムのゼロエミッション化およびCO2削減の取り組みをご紹介します。
めっき工程排水のゼロエミッション化・CO2削減
当社では、主要製品であるすべり軸受のめっき処理に関して、長年にわたり独自の技術を蓄積してきました。一方で、めっき工程の排水については環境への配慮から、無公害処理方法の研究に取り組んできた結果、2022年より高性能膜を使用した独自の排水処理技術により、従来の一般的な方法と比較して大幅に少ないエネルギー消費でゼロエミッションを達成するめっき排水処理システムの運用を開始しました。
当社は「めっき業界の排水処理を超低エネルギーでゼロエミッション化・有価物の100%再利用化を社会実装するプロジェクト」を立ち上げ、2023年8月愛知県「革新事業創造事業費補助金」の認定を受けました。2024年以降の本プロジェクト事業化を通じて、めっき業界における廃棄物ゼロエミッション化とカーボンニュートラルの実現に貢献していきます。 |
|
<< 当社のめっき排水処理システムの主なメリット >>
・処理水の再利用が可能な為、廃棄物のゼロエミッション化
・従来技術の装置と比較し、大幅な導入費用削減
・エネルギー費の大幅削減 |
|
|
|
めっき排水処理システム |
|
|
|