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鉄鋼スラグを活用した藻場再生「海の森づくり」
[日本製鉄株式会社] |
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(HP寄稿通算回数) |
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日本製鉄は、豊かな海を取り戻すため、鉄分不足などが原因で磯焼け化した海に人工的に鉄分を供給する鉄鋼スラグ製品「ビバリー🄬ユニット」(鉄鋼スラグと廃木材チップを発酵させた腐植土を原料とした鉄分施肥材)を開発し、2004年から全国44カ所の沿岸に提供する「海の森づくり」を推進しています。
この取り組みにより、多くの「ビバリーユニット」適用海域では現在、多様な海洋生物の住処となる、コンブなどの海藻が生い茂る藻場(ブルーカーボン生態系)がよみがえり、漁獲向上の効果も報告されています。
また、藻場は近年、気候変動や地球温暖化の原因とされる大気中のCO2削減効果にも注目が集まっています。
北海道増毛町発の藻場生成は、海の豊かさを守るとともに、CO2削減という地球規模の気候変動への具体的な対策となっています。日本製鉄が推進する海の森づくりは、ブルーカーボン生態系を育む鉄のチカラによって、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取り組みへと進化を遂げています。 |
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ビバリーユニット埋設作業写真 |
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磯焼けした海中写真 |
海藻の再生後の写真 |
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