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川﨑工業のカーボンニュートラルへの取り組み
[川﨑工業株式会社] |
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(HP寄稿通算回数) |
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川﨑工業はアルミ鋳造、切削を手掛けており「地球環境にやさしいものづくり」を目指し、「2040年CO₂排出量ゼロ」を目標にCN活動に取り組んでいます。活動は2018年に省エネを目的としてスタート、温暖化ガスの排出を実質ゼロにする時代の流れもあり「CN委員会」発足と進化をしてきました。
CN委員会は現状を可視化し課題提起する『見える化チーム』、製造現場と共に改善活動をする『改善チーム』、CNデータの取り纏めや啓発活動を行う『総合チーム』で構成され全社を巻き込みながら活動に取り組んでいます。 |
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●改善事例
今回は見える化・改善チームと製造現場が連携して活動した改善事例をご紹介します。
見える化チームが、ある溶解炉だけ溶解効率が低いことを発見。原因調査で、酸化物が炉に多く付着しているためとわかりました。酸化物は鋳造では常に発生するもので、発生を止めることは困難です。そこで改善チームが日々のフラックス処理に着目。作業員に重要性を教育、また作業標準を見直し、横展した結果、溶解効率が向上し、年間400tものCO₂削減に成功しました。 |
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▼フラックス処理作業 |
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2023年度は自社活動およびお取引先様との共創活動で、目標を上回るCO2削減ができました。
今年度もCN活動の目標達成に向け、全社一丸となってフルスイングして参ります。 |
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