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タネプロジェクトについて
［日本圧着端子製造株式会社］ |
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（HP寄稿通算回数） |
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2024年6月、日本圧着端子製造㈱のグループ会社である島根電機㈱（島根県大田市）の新棟が完成しました。新棟の完成に合わせて、建物以外の部分での意欲的な取組みとして、「タネプロジェクト」の活動を行いました。タネプロジェクトとは、近隣に自生する樹木の種から苗木を育て、新棟の敷地に植樹するプロジェクトです。
昨年の10月、大田市の物部神社境内で種拾いを行いました。当日は島根電機社員と工事関係者、ランドスケープデザイナーなどが一緒に種を拾い、1時間半ほどの間にコナラ、モミジ、ツバキ、ユズリハなど7~8種類の種が集まりました。その後工場に移動してポットに種を植え、苗木を育てる準備を整えました。春になって芽が出た苗木は、夏の猛暑を乗り越えて10～20cmくらいに育ち、来年の春に工場の敷地内に植樹する予定です。
工場の敷地は、元々あった山を切り開いてできた土地です。その土地に他所から持ってきた木を植えるのではなく、地域の植生にあった木を植えて育てることは、地域ごとの遺伝的多様性に配慮した取組みでもあります。種から育てた木が育っていくにつれて、工場地帯に緑が広がり、新しい風景と共に、郷土の自然を継承していくことができれば良いと思います。 |
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| 種拾いの様子 |
ポットに種を植える様子 |
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| 芽が出てきた苗木 |
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