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傘型らせん水車による小型水力発電装置「水神雷神」を導入
[愛知製鋼株式会社]
(HP寄稿通算回数
 当社は、資源循環型企業として培ってきたモノつくり力を活かし、省エネの深化・追究、再生エネルギーの活用、脱炭素技術の開発を進めることで2050年のCN実現を目指しています。

 今回、工場における水エネルギーの活用にあたり、小島プレス工業株式会社(以下、小島プレス)と連携し、小島プレスの工場で使用していた小型水力発電装置を設置しました。水力発電は、流水や落水などの水力を利用して水車を回転させ、その動力を電力に変換して発電します。本方式は一般的ならせん水車の約2倍の発電効率が特長であり、当社は「水神雷神」と名付け2024年12月に稼働を開始しました。
 
 当社は事業用水として長野県王滝村を水源とする愛知用水を使用しています。遠方から流れてくる水を龍(水神)に例え、水力発電機を雷神と位置づけ、水神と雷神が協力することで発電し、貴重な資源を有効活用していくことになぞらえています。社員により親しんでもらえるよう水神雷神のポスターも作成しました。
 また、発電した電力を掲示板のLED照明に利用することで、工場内の余剰もしくは捨ててしまうエネルギー活用へのヒントの一つとして活用していきます。水神雷神は、以前ご紹介した当社CNイメージキャラクターミライくん・アイちゃんと同様に社員のCNへの意識向上に役立ていきます。

 これからも当社は、様々なステークホルダーの皆さまと連携し、CN達成に向けた取り組みを加速していきます。


前回(2024年5月9日)の記事
2050年CN実現に向けた取り組み・風土醸成の紹介(愛知製鋼㈱)
 
 水神雷神を使ったポスター  自由落下式傘型らせん水車
(写真提供 小島プレス工業株式会社)
 水神雷神


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