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「環境月間特集」
日本精工カーボンニュートラル教育
[日本精工株式会社]
(HP寄稿通算回数
 NSKは、カーボンニュートラルの実現を、社会課題の解決と持続的成長の両立に向けた重要な取り組みと位置づけています。2035年度までにスコープ1および2のカーボンニュートラルを達成し、2050年に世界が目指すCO₂ネットゼロ社会の実現に貢献することを目標としています。そのために、省エネルギーの推進、技術革新、再生可能エネルギーの導入に加え、取引先との連携を強化し、サプライチェーン全体での貢献を目指しています。
 また、製造段階でのCO₂排出削減にとどまらず、当社製品の小型・軽量化や摩擦低減によってお客様のエネルギー使用量を削減し、さらに製品の長寿命化を通じて資源の有効活用にも取り組んでいます。
 カーボンニュートラルの実現には多くの課題があり、特に省エネルギーの取り組みは全社員が継続的に関与することが不可欠です。このため、当社では2024年12月より、工場向けのカーボンニュートラル教育を開始しました。カーボンニュートラル推進部のメンバーが各工場を訪問し、その必要性や具体的な施策、社員一人ひとりが当事者であることの重要性を説明したうえで、率直な質疑応答や対話を行っています。
 この教育を通じて、社員が日々の業務の中で「ヤメル・ナオス・トメル」などの身近な改善に主体的に取り組むことを促しており、今後も多くの工場で継続的に実施していく予定です。
 NSKは、100年以上にわたり磨き続けてきたコア技術を活かし、産業の発展と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。


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